ニュース・お知らせ
「トップハート」主催の第四回目の成年後見人養成講座が11月22日から始まっている。
29日はその第二回目で、私が講師を務めた。
報道から見る、後見人を巡る様々な使い込みなどの後見人が引き起こす不正を中心としたトラブルや事件。
それをいかに防ぐか、それを誰がするのかが議論になった。
誰も防げない、防ぐのは自分自身だというのが私の答えだ。
勿論、それぞれに様々な考えがあるだろうが、その具体案はない。
何しろ、多くの事件を引き起こしているのは弁護士や司法書士。
その事件の当事者が、それぞれの都道府県の会長や副会長などの要職にあった方だ。
市民やNPO法人がその地位に就き後見活動をする際、財産があると分かればほとんど後見監督人が就く。
弁護士や司法書士だ。
その後見監督人の地位に就く可能性の高い彼らが受任した際に、一体誰が監視するのだ。
一般市民が管理して財産に特化した監督人に就くのが良いのだろうか。
身内のしがらみがないだけ、それがいいのだろう。
そうなると、「後見の杜」の宮内康二代表が提唱している「後見フォレンジックス」が将来の解決策として表に出てくるかもしれない。
問題は、早くその必要性を社会が認識するか、または認識させる手法を見出かだ。
急がれる。