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ずっと、言い続けると実現する。
私が被後見人と接した時から、ずっと現在の府営住宅を出たいと言って居た。
生活の余裕はなく、独居で広い間取りに住んでいて、ベット上の生活なので使用していない部屋が二部屋もある。
それで、公的な家賃だと収入に応じての負担だ。
それが、同じ団地内の古い建屋が建て直されて、大きな近代的な建物になる。
それに入りたいと、ずっと言って居る。
ギリギリの生活だったのが、後見人として金銭管理もして少しは余裕が出て来た。
しかし、転居したいという気持ちはずっと言い続ける。
追加募集があるとの情報に、その表現に力強さと恐怖心を覚えさせるほどの執念が出される。
いよいよ、直接支援している当特定非営利活動法人ゆうかり職員も、担当のケアマネジャーも根負けして相談があった。
これからが大変だが、ご本人には気持ちよく過ごしてほしいし、スムーズにこれまでと変わらず家族のように支援したいとの思いから、金銭管理の辛い思いを抑えて家賃が倍額以上になる部屋に応募することにした。