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やっと、書類が整って手数だけが掛かる某バンクとの決別が出来るように近づいて来た。
本来は、このバンクに多くの他行の口座を収斂させる積りでいた。
しかし、成年後見制度の理解がないのか、本来はお客様の財産だという気持ちがないのか対応に問題があった。
あくまでも、預金はこのバンクの財産ではなくお客様の財産なのだ。
その財産をお預かりして運用して、自分たちはご飯が食べられるのだ。
その前提がないと、話が進まないのだが、その共通の認識を持てないバンクなのだろうか。
実は小さなローカル組合が集合している形なのを、コマーシャルなどで如何にもメガバンクのように消費者にイメージを植え付けているのも問題だ。
事の発端は、ご本人が寝たきりになり夫を亡くして身寄りが無くなった。
入院して、後見人を付けるべきとの医師の判断にて申し立ての依頼があった。
審判が下って、当「特定非営利活動法人ゆうかり」が成年後見人で、弁護士が成年後見監督人として選任された。
さて、日々の生活費の引き出しに、ヘルパーさんの代理出勤は認めない。
ご本人が、特殊の車いすで医師の診断を頂いて外出に許可が下りてからしか同行できないし、字も書けるほどの力も残っていない。
全く読めない字でも受け付けてやっと生活費が下せる。
間に合わない場合は、ヘルパーステーションが立て替えないと食材を購入できないので食事も摂れない。
後見人が付いてからでも、預金を引き出す代理行為も認めない。
窓口で猛抗議して、支店長代理が本人が寝たきりで寝ている自宅にケアマネジャーを同行させて、本人に質問を浴びせて本人確認をする暴挙。
長い取引で、夫婦で言われるままに預金は勿論の事、定期預金も多額に応じて来た。
その方に対する態度は人権問題だ。
そして、利便を図るためにキャッシュカードの発行を求めたが、成年後見人の就いている者は認めないと。
つまり、生活費などの必要があれば本人署名の引き出しシートに署名押印を求める。
転居した時には、転居の届け出がないから引き出せないという訳の分からないことを言って居た。
そして、このバンクを常識の取り扱いをしてくれた「ゆうちょ銀行」に変更することにした。
多額の定期を含む預金を解約して、振替手続きを取った。
その時にも、後見監督人の登録印などを求めたのだが、それが終わった。
その解約手続きも、窓口で2時に入って出たのが3時半だ。
提出した際の書類の欄に指示された通りに記載「後見監督人」の文字の一字が違って居たのが、窓口にて気付いたNPO法人常勤理事。
もう、手続き進行中でストップする勇気が無かった。
某バンクに於いて、窓口、出金係、支店長代理、支店長と、念には念を入れて確認させてもらうと言って居たが、基礎的な知識がないので、気付かない。
終わった。
多分、遠い後日、内部監査で気付いて連絡が来るかも。




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