ニュース・お知らせ
大阪家庭裁判所から、後見監督人の決定通知が来た。
既に数年後見として関わっていたのだが、入所されている施設から一時帰宅した時に金庫があると聞いて、カギも暗証ナンバーも紛失していたので業者を呼んで開扉して貰った。
何度促しても、自宅に戻ろうとしないのは、自宅で倒れていた時に発見されたトラウマがあるからだろうか。
その金庫に権利証や売買契約書など重要書類が多く保管されていた。
大正時代のものがほとんどで、親からの遺贈だったと思う。
達筆で墨で書かれていたものを解読するは大変だった。
半年も掛かって、法務局での登記確認するまでに辿り着いた。
その大半は、他人の手に亘っていたようで登記上にご本人の名を見られたのは3割程度の8件の不動産だった。
その調査結果分かった旨、大阪家庭裁判所に報告した。
暫くして、後見監督人を選任するとの通知が来て、ひと月後決定通知が来た。
少し離れた他市の司法書士であった。
早速、ご挨拶の連絡をした。
これから、2週間の告知期間を経て登記事項に記載され手元に受け取れるまでにはひと月以上掛かってしまう。
財産管理経過報告は、本来今月大阪家庭裁判所に必要なのだが、今後は監督人への報告であり今回の報告は遅くなってしまう。




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