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被後見人は3年前の平成23年に手術によって、現在のような寝たきり状態になった。
後見人選任は今年のことだ。
その審判申し立て時点で把握していた火災保険は証書により1件だった。
それが、先日、更新日が近いということでその契約の継続、解約など決断を求める電話が火災保険会社からあった。
その時点から、おかしな話だった。
電話を掛けて来ている営業レディが、何も言って居ないのに
「解約するのであれば、・・・。」
と、いう前提で必要な書類を言い出した。
「まだ、更新するか解約するか決めていない。3件あるといっているがこちらの証書では1件しか把握していない。契約内容確認してから決めます。」
「それでも、その場で解約することになれば、必要な書類などを申し上げます。」
何度も同じことを言い、契約内容を確認すると事務の者から連絡させると言いながら、連絡が来ない。
訪問約束の支社に行った。
解約前提で書類が準備されていた。
同じ内容の契約が複数あった。
問題は、既に寝たきり状態になった平成24年半ばの火災保険の契約だ。
借家で家財などそれほどないのに、多額の、それも複数の契約。
加えて、寝たきりなのに他人に障害などの害を与えた場合の特約などある。
あくまで、身体的な理由で本人は契約行為をするのが無理なのだ。
期間をみると、一番早い満期が来年だ。
どうして、そんなに急いで解約手続きを求めるのだ。
証書がないのであれば、後見人の印鑑を押してくれればいいと、押印欄を示された。