ニュース・お知らせ

ニュース・お知らせ

DATE
2014/08/02

<< 一覧へ戻る

暑い夏の激闘

被後見人の転居に関する家庭裁判所に提出する書類はすべて提出して審判を待つだけだ。

その審判を見越して、既に動き出す。

審判を待っていては、その審判が下りてからの動きでは転居実施までに相当時間がを要する。

出来ることは済ませておきたいのだ。

何故なら、引っ越し業者の手配、転居先の環境整備(夏なのでクーラーなどの取り付け)、サービス事業者への準備指示などは何とか連携して動くことが出来るからだ。

住宅改修が必要な身体的状態なので、どうしても玄関先の出入りのスロープ改修。

電動ベットなどの介護保険利用の福祉用具の設置。

これだけのテーマを、午後ご本人自宅にて担当者が集合し来週中の実施を目指して作業分担を最終確認。

直ぐに行動に移り、夕方それぞれ報告あり。

午前中に、立退きを求めている事業者が来る。

立退き合意書の内容を点検して修正個所を伝えて、家庭裁判所の審判待ちだという事情を話して理解を求める。

引っ越し業者は何とか来週なりそう。知人のつてを頼って強引に捻じ込んだ。

クーラーは、10万円以上の高額になると家庭裁判所の許可が必要になる可能性があり、審判を待っていられないので私の会員カードを使って安価で購入することにしたが、来週中の設置が可能か確認の要あり。

福祉用具は、何とか来週半ばに搬送設置可能。

住宅改修は現場を見て判断。

それと並行して、新たな転居先の不動産業者との契約書作成に入る。

親族など無縁のご本人なので私が個人的に依頼した連帯保証人が夕方事務所に来た。

印鑑証明書と顔写真を持って、契約書などに署名押印。

火災保険などの手続きと、前家賃保証金などの多額の金銭を私の個人的な立て替えで住宅を抑えた。

これとは別に、京都法務局宇治支所に往復3時間以上を掛けて被保佐人の不動産登記簿謄本を受け取りした。

合計30以上の土地、建物のうち幾つかご本人の財産として残っていたので安心した。

加えて、別の被後見人が体調を崩して入院したとの報告を受けた。

後見人として病院にも行けないほど、多忙を極めている。

益々意気軒昂で知識や後見技術の向上が肌身で感じている。