ニュース・お知らせ

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DATE
2014/08/01

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東奔西走

前日、1時間半を掛けて京都法務局宇治支所に行った。

前回に続いて、被保佐人の不動産の行方を調査するためだ。

自宅から、古文書のようなものが発見されてその存在を登記上で確認する作業だ。

いつも業務が錯綜して多忙なので、一段落してから遠方の業務に移る。

前回では7か所の不動産は、既にすべて人手に渡っていた。

この日は、残りのすべてを調査しようと前回より1時間早く着いた。

4時過ぎだったので、1時間もあればと申請用紙に土地家屋のリストを書き込むと25か所あった。

やはり、余りに古い資料なので相当時間が掛かり、結局、預けて後日伺うことにした。

今日の朝、法務局支所から電話があり

「すべての記録に名前が見つかりました。」

あとは、現時点でご本人の所有になっているのかが問題だ。

明日、訪問して登記簿謄本を受け取ることになった。

そして、今日被後見人の転居に関して大きく動いた。

私も月末なので、他の業務もあり多忙を極めていたが、この日が期限の府庁に提出しなければならない報告を諦めペナルティ覚悟で来週に提出することにした。

優先を被後見人の不動産に関する業務に絞ったのだ。

まず、立退きを求める代理人から電話があり、事前通告通り8月1日から解体工事を始めるとのこと。

続いて、前の住宅管理者から電話があり、火災保険の解約を相談された。

そして、家庭裁判所からは転居に際する不動産処分許可に関わる書類に後見監督人の同意書を求められる。

この時点で、この日予定していた府庁への報告書提出期限を順守できないとあきらめた。

前の住宅管理者から、所有者が替わったと情報があった。

つまり、私が立退き話を聞いた時の住宅管理者から次の不動産会社に、そしてまた代わったと言うのだ。

問題は、その立退料を示されていた業者との口約束が履行されるかどうかだ。

確かに、期限を7月末と言って居た。

それを、受け入れなかった形になり、解体作業が始まるのだ。

新たな転居先と決めた住居の手続きについても、その不動産会社から7月末と指定されていた。

まだ、家庭裁判所から許可どころか追加の書類を求められている段階だ。

手付金の支払いや、保証人の押印や印鑑証明を求めたが支払いはどうにかなるにしても、私が個人的に依頼した連帯保証人についても仕事をしているので、強要は出来ない。

新たに入居予定の住居に対する火災保険の支払いも今日中だと求められた。

遅くまで掛かり、多くの特定非営利活動法人ゆうかり会員が動いた。

クリア出来たものもあり、積み残したものもある。

多忙で、イライラすることもあったが今日という日が終わってみると、何と意欲満々でこの業務をもっと極めたいと思うのだ。