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どうやら、先日審判の後見申立をした新たな事件に対しては認められない可能性が出て来た。
最初の面談の時から、調査官は疑問を持っていてご本人が入所している施設に行って面談をした。
発語が出来ずに、頷くことによって意思を表現したのだが、その頷く行為が理解してイエスなのかノーなのか判断がつかないという訳だ。
ご本人若しくは親族の申立は厳しい状態なので、その意を汲んで依頼のあった施設での面談を繰り返した。
私も含めて、担当する予定の者など10回以上は申請前に訪問し接触している。
そして、その申し立ての書類の作成を代筆して完成させた。
残された道は市長申し立てだが、このようなことを想定して数年前に市長申し立てのシステム化を市の担当責任者に打診したことがあるが、勿論門前払いだった。
事例が無いのと、システムを作った場合に数千人の対象者が生まれるとの理由だった。
しかし、このような無縁の方で寝たきりなどの状態で放置され兼ねない方の人権擁護はどのように行われるのか、一石を投じたかった。
近々結論が来るだろうが、結果がそのように後見は認められない状況だという。




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