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段々と要領を会得して来たので、忙しいが私なりに熟練して来て短時間で多くの業務をこなし順調に動き始めた。
朝8時半過ぎに出発して、被保佐人の退院に立ち会った。
入院当初は個室に入ってしまって、当然、医療費負担を含む保証人のサインは拒否した。
しかし、入院40日を数えて、個人財産が少ないのでその負担が出来るかどうか不安だった。
蓋を空ければ11万円余りだったので、立て替えた。
それにしても、後期高齢者なのでその負担は実質40日で110万円を超えるという事か。
特別大きな病気や心身に問題があったわけではなく熱が出たというだけだったのっだが。
その足で、被後見人の相続財産を確定せるために依頼していた残高証明が出来たとの連絡があったので、都市銀行2支店、地方銀行1支店を回った。
加えて、郵便局に行って同じ相続財産の生命保険の手続きの有無の確認をした。
その間、立退きを求められている被後見人の新たな不動産賃貸で、不動産賃貸保証協会からの後見人としての確認電話があり対応。
また、身寄りのない被後見人のために私の知人に保証人となることを依頼したのでその打ち合わせ。
家庭裁判所に転居の許可を頂くために手続きの確認。
書記官の段階では、
「住所変更は許可はいらない。念の為にファックスで問い合わしてください。裁判官の判断を仰ぎます。」
とのことだった。
また、新たな後見申し立ての書類の中で、当特定非営利活動法人が行った親族への同意書の控えを求められて、その対応をした。
後見申し立ての相談を受けている親族とのやり取りで、多くの時間を費やした。
ご本人は生活保護受給者だが、どうもケースワーカーが親族に要らぬ知恵を授けていると思えるような事実が分かった。
認知症が進行し介護扶助では範囲を超えるので、縁者が入院したのに伴って誰も面倒が見られず措置にて強制入院すると連絡があった。
夜の8時まで業務は後見一本槍だった。




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