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DATE
2014/07/21

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休みを使っても大変な作業

ここひと月は、毎日、後見業務に関わっている。

たぶん、1日のうち半分の時間は最低関わり、多くは1日中関わっていると思う。

この3連休も同じだ。

沢山の日常業務を抱えながら、自分なりに日程を決めていた。

しかし、そうは思うように行かなかった。

昨日も、この日も被後見人の余りの多い財産の種類に悪戦苦闘。

金額ではないのだ、種類と金融機関の多さだ。

全て合わせても30種類以上と金融機関の多さだ。

そのために、ミスが見つかったり利子や配当の通知が膨大にあり、その点検に費やした。

一番の疑問は、先日の手続きが散漫なローカルバンクだ。

総合通帳に定期預金の残高が明記される。

その際、更新とか利子がついた段階での新しい金額が明記される。

以前の数字は朱のスタンプで「処理済み」と押されて削除されると同じ形になる。

先日、3行が残っていて合計が200万円を超えていた。

可笑しいと、窓口に持って行くと女子行員が平然とした態度でそのうちの2行にスタンプを押して残高が4分の1になった。

その際、番号が「1」と「2」があり、残高がある「2」も消されたのでおかしいと思って居た。

今日、各種通知が被後見人宅に来ているのでその中から、その通帳のものを確認した。

抹消された金額ではなく、「1」「2」の金額をプラスした残高が通知にはあった。

もしかしたら、間違って「処理済み」を押したのかも知れないと疑念を持った。

「200万円」が「50万円」になり、しかし、「100万円」が生きていそうなのだ。

そのような、金融機関や保険会社からの通知で気付くものもあるが、書き留めがありして被後見人の自宅にて印鑑などが必要となる場合があり、対応した時に多額の現金が印箱から出て来たと報告があった。

見直した中の膨大な証書の中にも多額の保険を掛けていた通知が複数見つかった。

朝から夜の7時までかかったが、整理がまだ終わらなかった。

段々と興味が深くなり、出来るだけ多くの時間を割いて専門的な知識を蓄えて、後見人の専門家になりたいと思った。

士業ではない、専門家に成れるような気がする。

その位置を確保して、地域包括ケアシステムの中に組み込まれる「市民後見人」が生まれたら、満足だ。