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家庭裁判所から、被後見人不動産登記簿謄本を求められていた。
普通なら謄本取得は容易だが、まず、発見された権利書などの書類がいずれも大正時代に作成されたもの。
毛筆で和紙に書き留められていた。
旧漢字であり、草書体だ。
誰が解読するのか。最低限必要なのは住所だ。
それが、全く分からない。金銭的な余裕があれば専門家に見て貰えるが、全くない。
やっと、私が代表取締役を務める株式会社での所属員に習字の師範がおり見て貰ったが、まだ若い年の方で旧漢字の草書体の解読は厳しい。
それに、どうやら規格に則った草書体ではなく我流のようだった。
一部の解読で、もう行くしかないと管轄の「京都法務局京田辺支所」をネットで調べて、向かった。
半日は掛かる覚悟なので、まとまった時間を捻出するのが困難な私にとって、どうにかこうにか作って向かった。
2時間近くかかって到着した。
何と、廃屋だった。
統合されて、既に無くなって長いという。
ネットの一番最初に出てくる京都法務局の支所一覧で管轄を確認して向かったのに。
宇治支所に統合されたのだ。
4時半を過ぎていたので、出直しとなった。
その間、都市銀行から電話があり、被後見人の残高の調査が終わったので手続きに来て欲しいという。
続いて、地方銀行から電話があり、私の名刺と事業所謄本の住所が異なるという。
「事務所は4か所あり、そこは本部で私が居るのは代表理事の執務室、隣の事務所は面談室と事務室、そして大阪市鶴見区に支所があります。」
との説明に納得。




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