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DATE
2014/06/21

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相続についての金融機関の対応バラバラ

審判が下りてひと月。被後見人の相続手続きの必要性が生じていた。

2年前に事実が発生し遡る必要があり、相続財産が預金口座がにあり対象となる銀行が4行。

その他、生命保険受け取り手続きが必要なのは数社。

生命保険金受領が生じる事実が発生する前に入院して治療を受けているので、入院特約の手続きもある。

また、遡っての遺族年金の手続きもある。

そういった手続きがスムーズに行われるのであればいいのだが、何分、初めての経験。

審判が下りてすぐに対象となる銀行を訪問し、死亡時点と現在の残高証明書の発行依頼をした。

対象金融機関は、「JAバンク」「ゆうちょ銀行」と地方銀行および都市銀行である。

まるで、模擬実習のように分野の異なる金融機関が並んでいる。

まず、どこの金融機関もだが相続人の後見人という立場の私たちへの対応が慣れていない。

揃えるものが一定ではない。

また、その手続きに必要な書類を説明するのに長時間掛かる。

つまり、どこかに電話で聞いているのだ。

長い待機時間を要した金融機関で1時間、短くて30分は最低掛かって待たせてからやっと説明に入る。

質問すると、また、電話をかけて長時間待たす。

後見人受任の証明となる、東京法務局発行の「登記事項証明書」が共通の最低条件だった。

法人の印鑑証明書、代表者の本人確認の証明など。

証明書を求めるための書類はそれぞれ異なる。

共通して感じたことは、女性行員が出てくると長時間掛かり、分からないのを隠す積もりか横柄な口ぶりで不快感を催す。

男性行員対応だと、比較的早いし説明が間違っていたら間違ったですぐに訂正し次に進む。

この残高証明書を受けてからの、戸籍謄本などの取り寄せる重要書類が膨大だ。

まだ、まだ時間を要すことになる。