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最初から、報酬を得たいと思ってはいなかった相談者への対応。
かなり込み入って、でも重要な問題が潜在していると感じた。
表に出ない合法的な、認知症で独居で無縁の高齢者を狙った事例だった。
最初から奇妙な感じがしていた。
その中に組み込まれている単語。
「成年後見人」「任意後見人」「養子縁組」。
「個人情報保護」の壁に阻まれて前に進まない。
「地域包括支援センター」がその不審な件を把握していながら、限界が存在する。
親族が居ない、無縁の方という被害を受けている人の親族関係がネックだ。
これから、そのような無縁の人たちが大きな数字となって、このような事例が大手を振ってまかり通って来て始めてその欠陥法令に気づく。
今のうちに、多くの報道されない合法的な形で行われ善意の方が被害を受けている事を明らかにして行きたい。
そのためには、やはり公的に近い組織が必要となってくる。
段々と、意欲が湧いて来て少しずつ具体的なプランが出来てきた。
そして、相談者から連絡が来た。
当「特定非営利活動法人ゆうかり」への寄付の申し出だ。
形ではなく、私が運用している相談者の気持ちを如何に実現するか、無償の活動への理解を得た。
弁護士が動き、相談者が相談する時間も掛かっている。
その費用負担は、当法人が行なっている。
全く口に出さない私に、気遣ってくれた相談者の寄付申し出だったのだ。
今後も、地域貢献活動を一緒に推進して欲しいとお互い願ったと思う。
あとは、国、都道府県などの地方公共団体、関係企業などが受け入れてくれるかどうかだ。