ニュース・お知らせ

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DATE
2014/06/14

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働きたいシルバー世代と市民後見人

数年前まで議会人として活躍されていた方に呼ばれてお会いさせて頂いた。

現在は地域の相談役として活躍されている。

要は、定年60歳で勤労を引退された方は年金の支給年齢が65歳なので継続して職に就きたいとの強い希望を持っているが、仕事がない。

シルバー人材センターに登録しても、仕事に溢れる方が多く自宅に居てもすることのない日常生活に、徐々に勤労意欲も失い生活不安を抱えている現状をなんとかしたいという訳だ。

私の行動は逐一機会あるごとに報告させて貰っており、特に「市民後見」という仕事に興味を示して頂いている。

勿論、職業後見人に伍する一定分野の能力の備える教育を行ったうえでの有償後見人活動にだ。

職業後見人が果たして、地域に住んでいるご本人に寄り添った活動が出来ているだろうか。

身上監護が出来ているだろうか。事実行為のネットワークを持っているだろうか。

その実例を上げて、市民が教育さえきっちりしていればこの「成年後見人」分野では職業後見人を凌駕できるフローチャートが出来ている。

社会保障制度の唯一の改革実践として住民が中心となる「地域包括ケアシステム」が打ち出されて運用し始めている。

そのシステムの中に成年後見人制度があるのだ。

職業後見人の「地域包括ケアシステム」へ意識や能力では地域住民レベルには程遠い。

しかし、そのシルバー層もただ単に地域住民だというだけでは済まない。

やはり、時間とある程度の負担をして能力を高め実践する必要がある。

定年前でも教育は受けられるのだ。

要はその意思があるかどうかだ。

報酬を得るにはそれなりの投資が必要だと、具体的な話をさせて頂いた。

あとは踏み出すかどうかだけだ。