ニュース・お知らせ
新たな後見申し立て、後見人候補の相談があった。
一連の業務に、生活困窮者に対しては士業は申し立てだけサポートするが後見人候補になることは断るという。
そのために、一連の業務を受ける当「特定非営利活動法人ゆうかり」に依頼があった。
担当介護支援専門員に基本情報をレクチャーしてもらい、地域包括支援センター管理者、当特定非営利活動法人常勤理事を交えてご本人宅に。
リサーチ段階では、厳しいなという印象を率直に話をした。
事前の認知症診断スケールが初めて経験する低い数値。しかし、医師の診断書は確実に貰えそうで周辺のサポートは万全なようだ。
しかし、結果として敢え無く惨敗だ。
やはり、話が通じない上に警戒心の世界に入り込んで出ることはなかった。
完全認知症の方だからこそ必要な成年後見制度だと思うのだが、市長申し立てはしないという返答だったらしい。
訪問販売の洗礼を受けて、簡単にサインをしてしまい被害に遭っているのを繰り返さないという主眼だが、本人はすっかり忘れている。
私の親族にも精神障害の認定を受けている者がいるが、同じような被害に遭っている。
騙された点を指摘すると、自分はきっちりしていると思い込んでいるのでプライドが傷付けられたと異常に怒る。
詐欺師の話は聞いてサインをしてしまうので、詐欺師の言葉遣いなどを学ぶ必要があると思う。
導入部分から警戒されて、話が全く進まなかった。
言葉を出せば出すほど、警戒心が強くなり激しい言葉で追い払われそうになった。