ニュース・お知らせ
意気込んで、成年後見人や周辺の財産管理、事務委任などを実務として行っている。
いつもそれぞれのケース途中までは、自分の思うように実行している。
その途中途中までは、何かをしているな、と強いソリューション的実感が沸いてくる時が度々ある。
しかし、今日のふたつのケースの展開される現実を目の当たりにして、自分の位置がどこにあるのか考えてしまう。
月曜日に、既に申し立てから二ヶ月半を経過して病床にあり日に日に衰弱しているご本人。
いよいよ、医療の数値的にも危険域に達して来た情報が来た。
家庭裁判所が実地調査でその状況を知っている筈なので、人道的な見地から現状を再びお話をして審判決定過程の状態を聞いた。
その日の月曜日朝に決定して通知するとのことだった。
同じ域内であるので、気に掛けて成年後見人候補者としての当特定非営利活動法人事務所とご本人の自宅へ1日数回訪問している訪問介護事業所に、家庭裁判所から封書が来たら直ぐに連絡するようにと要請していたが、無駄だった。
ある程度の財産があるので、審判結果がどうであれ早く各種手続きを取らないと禍根を残すことになる。
二つ目のケースだ。
色々な問題を孕んで、その解決に動いていた施設入居者からの委任事項を実行する私
先週土曜日に訪問した時には、新たな依頼が幾つかあってそのために顧問弁護士と今日訪問する予定だった。
その前日の、この日社会福祉法人から電話あり。
結論的には、ご本人の要望により契約していた複数の委任について解約したいとのことだった。
私も、自分でも不思議だが、この結果がある程度予測は出来ていた。
色々と複合的な事情があるだろうと思う。
今は胸の中に仕舞って、ドライに手続きを取るつもりだ。
短期間だが、後見人では味わえない初めてのことが沢山あり、お金や時間では得られない多くの勉強や経験をしたケースだった。
何か、段々と知識や能力が蓄積されて行くような毎日で、社会貢献業務は遣り甲斐があり非常に楽しい。