ニュース・お知らせ

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DATE
2014/05/11

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後見人と事務委任との認識を如何にさせるのか

今日は、後見関係の業務を考え行った。

考えたのは、後見を中心とした今後の事業のあり方だ。

将来の持続的業務、事業として後進の経済的安寧と精神的安定を持ってこの仕事に関わる環境をどう作るか。

現時点で私なりに考えた必要不可欠な結論は、一つは、勿論、能力の向上、もう一つは思いやり精神の醸成だ。

順次、この件は少しずつだが形になっている。

今季は、後見事業に関わって担当した被後見人の人数に基本月額を掛けて支払えるだけの見込みが出来たので支給していこうと思う。

それが、関わってくれる職員への目に見える形での成果だ。

ただ、これからは自分たちで誠実に業務に関わることにより信用を得て信頼を生み出し成果が生まれることを知って欲しいと思う。

もう一つは、それに伴って自然に生まれる思いやりだ。

認知症や精神を患っている方への対応なので、ボランティア活動では生まれない持続的な思いやりを持った業務を継続することにより、その想いを醸成して行って欲しい。

今日、たまたま、事務委任を受任した委託者へ訪問した。

余りの言い方に私も感情を抑えきれずに出す場面があった。

私が委任を受けている、事務代行と財産管理には関係のない自分が冒したために生まれた行政処置の自己責任の尻拭いまで求めて、尚且つ、約束していないことまで履行をしていないと言い出す始末だった。

契約範囲がある委任行為やボランティア活動であれば、その限界を文章なり自己判断なりの中に持つことになる。

私は、そのような事例があった場合にトラブルを回避するために、不経済だが必ず面会時には複数の者で対応することにしている。

自分が約束したことを忘れることもあり、複数対応で自分たちが原因となる忘却による問題回避にもなる。

最後に、将来期待を抱くのは知的財産権の保有だ。

この分野は新たな事業であるが故に、その点にも重きを置いて既に弁理士と手を組んで実行を始めたところだ。

目先の利を追う者は短期間で終焉を迎える、筈だ。