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財産管理と事務委任行為契約をする方の自宅に伺い、預かる財産のリストを作成し現物を受け取った。
財産家で、立会陣が豪華だ。
地域包括支援センター、大手医療法人ケアマネージャー二人、施設管理者、当「特定非営利活動法人ゆうかりから」は私の他、若い二人の理事。
その立会の元、財産の確認と預り証を作成するためのリスト作成。
高齢の利用者への配慮をしながら、対応するにはやはり制度の知識だけではなく介護技術があるのが理想だ。
特に若い者たちがてきぱきと対応し、次々と処理していく。その間の必要な介護の対応も適切に行う。
これからの成年後見やそのほか周辺のこのような財産管理や事務行為は将来に繋がる業務であり、高齢の私どもロートルが中途半端な知識をひらかしては次に繋がらない。
常に毎日が新しい知識を学び、対応技術を学ぶ。
今日はこの業務を通じて、依頼を受けた委任業務の中で「虐待防止法」が如何に強制力のある制度運用か、顧問弁護士の話を聞きながら勉強させて貰った。
特に行政が入り、結論が出て強制力が発行された場合には融通の入る余地がない。
また、安易に預金や財産の名義を形式的に書き換えたり分散しておくと結果的に、財産を失う結果となることも知った。
安全だと思っていた預金の身体認証システムが、高齢になり麻痺が生じたり血流が悪化して体温が低下したりすると反応をしなくなり手続きができなくなること。
高額預金者は一般窓口ではなく、特別な対応がされるということも銀行に同行して現実的に知った。
また、初めて関わりが生まれる相手弁護士への対処の仕方など、顧問弁護士から指導を受けた。
沢山の勉強が出来た日だった。
次代を担う、若い系統者に引き継ぐために教育をこれまで以上に実践を入れて幅の広い活動ができるようにステージを作るのが私の役目だ。