ニュース・お知らせ

ニュース・お知らせ

DATE
2014/04/11

<< 一覧へ戻る

家庭裁判所から被後見人自宅への現地調査

やっと、近付いて来た。

昨年12月に相談があってから、面接を繰り返して、後見人申し立て書類を作成した。

それから時は経過して今月は既に5ヶ月目に入った。

本人が寝たきりの状態なので、本人の意思確認は書記官が被後見人の自宅訪問という形になった。

古い住宅街で入り組んでいる細い道がくねっているので、迷ったようだ。

すぐに、自己紹介が始まって面談が始まった。

立会は、担当ケアマネジャーと当該NPO法人ゆうかり常勤理事と私だ。

本人確認までは順調に行ったが、記憶が必要な部分や計算などの部分は質疑応答の正確さではカウントされない。

30分程度の面談中に、ショックな場面が。

書記官が

「この方は誰ですか?」

と、私のことを聞くとしばらく考えて

「知りません。」

「会ったことはありますか。」

「初めて会った。」

と、いうようなことをはっきりと言った。

私は何度もお会いしているし、私の名前は知っていたはずだ。

何度も最近まで口にしていた。

忘れてしまっている。心象が悪くなったと感じたが、あとは順調に終えた。

これで、全て終わったと思う。あとは審判を待つだけ。

一番の気掛かりは、流動資産を想像以上に所持していることだ。

加えて、土地所有者がこの住まいが建っている土地を他の不動産業者に売買した。

日曜日に代理人として、新たな所有者と話し合う。

不動産業者ではなく、建設会社に所有権が移転されたのが気にかかる。

近隣は開発が盛んで、古い民家が取り壊されてすぐ近くまで新たな道路や建物が立ち始めている。

立ち退きとなったら、新たな入居施設を探さないといけない。