ニュース・お知らせ
大手総合医療法人から後見の依頼があった。
グループホームに入所されている方で、ご高齢だ。
担当部署、関連部署の責任者や管理者が4名集合しこれからの手続きのレクチャー。
取り敢えず、医師の診断書によって大きく、後見、保佐、補助などの決定左右されるので、その診断書を頂いてから動くことになった。
大手の総合病院内での連携は十分に行き届いているようで、話や結論が早い。
数日前に、地域包括支援センター主催で大阪市の市民会館で「成年後見制度」のお話を少しだけ行った。
その話を聞いたご家族から電話相談があった。
「非常にわかりやすく・・・」
などと、お褒めを頂いたあと、具体的な後見の相談になった。
離れて住んでいる親族の後見相談をしたいとのことだった。
その親族が住んでいる地域で後見活動を展開しているNPO法人を調べて直ぐに紹介した。
「ご丁寧に対処していただきありがとう御座いました。」
と、言われて介護事業を始めた頃によくそのような言葉を掛けて頂いた利用者が多くいたことを思い出した。
同じく、数日前に一般市民の方から電話があった。
「後見を学びたいので、養成講座の要項が欲しいのですが。」
早速、次のカリキュラムを作った。
これまでの、単なる様式の書き方や制度の説明のようなものは極力省いて、実際に勉強したい方が継続した意欲を維持できるような身近に感じるような内容にした。
旧態依然の学習内容では、身に付かない。
何故なら、個人の後見受任は厳しい現状だからだ。