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2014年2月17日 読売新聞
成年後見人の立場を悪用して保険金を着服したとして、岐阜県警は16日、岐阜市一日市場北町、無職清水清子(54)、住所不定、暴力団組員服部幸治(47)両容疑者を業務上横領の疑いで逮捕した。発表によると、清水容疑者は2011年5月~12年6月、一部を服部容疑者と共謀し長男(28)の成年後見人として管理していた預金口座から交通事故の保険金として支払われた計約1480万円を着服した疑い。
調べに対し、清水容疑者は容疑を認め、服部容疑者は「横領していない」と否認しているという。着服当時、2人は内縁関係で、現金は高級装飾品の購入などに使ったという。
県警によると、清水容疑者は11年3月、交通事故で重度の障害を負った長男の成年後見人に選任された。成年後見制度の適正運用を調査していた岐阜家裁が着服を把握し、昨年10月、岐阜地検に告発していた。




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