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DATE
2014/02/19

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公的な老人保健施設と私的な有料老人ホームとの差を被保佐人が告白

老人保健施設に入居していた方の後見申立を行ったのが、一昨年の初夏。

結果は、保佐相当だった。

その方が老人保健施設では長期に亘る施設滞在だったので、昨年初夏頃より退所の打診があった。

その方の、身寄りがいない、脳に重病を抱えている、経済的な余裕がない、介護度が低いなどの理由を訴えて何とか戻れるようなテーブルに載せて欲しいと施設への検討を依頼。

一旦、有料老人ホームへ移った。

勿論、普通の利用者の負担額でもひと月5万円は違う。その上、

「介護職の人が全然居ない。誰も話し相手がいないし、今まではリハビリをして貰っていたのですがここには誰も介護職の方がいなくて、何もしてくれないのには驚きました。そして、黙って部屋に入って来て簡単に掃除をして、黙って帰って行った。驚きました。」

何度も、何度もそう言っていた。

有料老人ホームに入居していたひと月半の生活について、色々話を聞きに行った。

現在は、以前入居していた老人保健施設へ新たな審査を受けて戻っているのだが、また今年にでも退所を求められる時期が来る。

勿論、複数の特別養護老人ホームへの申し込み手続きをしているのだが、経度者なので厳しい。

こうして、接していると近くに転居して貰って在宅でのサポートの可能性を頭の中では検討している。