ニュース・お知らせ

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DATE
2014/02/08

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被保佐人のケアカンファレンス参加

保佐人の立場で、被保佐人が入所している老人保健施設でのケアカンファレンスに参加した。

通常私自身の業務の一つとして、ケアマネジャーも行っている。

ケアカンファレンスは、ケアマネジャーが主宰するひとつのサービス担当者会議だ。

今回は主宰者としてのケアマネジャーではなく、利用者として参加した。

出席者は、主宰者のケアマネジャー、主治医、看護主任、リハビリテーション理学療法士、フロア介護主任、施設相談員、そして私とNPO法人から三輪常勤理事の8名によって施設会議室にて実施された。

各担当者から介護計画書に沿って説明があり、質疑応答がなされた。

ご本人は性格も温厚で、集団生活も問題なく、食事や日常生活にも異常もなく会議としてはオーソドックスな内容となっていた。

僅かに主治医から心臓と脳外科関係のお話があり、少し緊張をした。

それは、穏やかな日常生活の中にいつ突発的な事実が発生するかもしれないということだ。

死後事務を意識しないといけないなと、年齢も平均年齢に達してきたので強く心に刻んだ。

特別養護老人ホームへの申し込み手続きや、新たな財産の出現などの情報を交換し合って終了した。

行政書士会の成年後見講座でも言われているが

『介護保険制度に精通していないと仕事はできないので、もし理解できないようであれば成年後見人は止めた方がいい。」

と、言われていたがその通りだと思う。

知識や経験が希薄な弁護士や司法書士がきっちりした対応が出来ているとは思えない。

この介護の世界に足を踏み入れてから、成年後見人になってよかったと実感した。

これからは、その面を強く訴えていこうと思っている。