ニュース・お知らせ

ニュース・お知らせ

DATE
2014/02/07

<< 一覧へ戻る

家庭裁判所からの提言 流石です

自分で判断できない案件がある。お金に余裕があれば何とかなるが、私の担当している被後見人や被保佐人に経済的な余裕はない。

案件の一つを家庭裁判所に判断を仰いだ。

どこかの金融から融資を受けていて、途中から返済がなされなかった案件だ。

その督促状が毎月来ていたのを知ったのは、申し立て後のことだ。

多額の延滞金とともに元金の額が記されている。

延滞金はチャラにするので、元金だけ払ってくれという内容だ。

その元金の額にしても、ぎりぎりの生活では返済する余裕がない。

連絡したら返済の話になるので躊躇していた。

しかし、意を決して金融業者への連絡を試みた。

出ないのだ。何度か連絡したが出ない。相手が出ないので、連絡する気が削がれた。

それでも、毎月返済の督促が続く。

顧問弁護士に相談しようと思ったが、私の法人としての相談事ではないので相談料として金銭が発生しては堪らないので止めた。

家庭裁判所に昨日、連絡票として送付した。

早い返事だった。翌日の今日返事が来た。

「弁護士さんとかに相談しましたか。」

「相談料が掛かるので、していません。」

「本当に借入したのでしょうか。」

「途中まで、返済していますので借入したのだと思います。業者に連絡しても、出ないのです。」

「もしかしたら、過払いで戻って来る分があるかもしれませんよ。」

「あっ、そうですね。」

「過払いの相談に乗ってくれる弁護士さんがいると思います。無料で相談を受ける弁護士さんもいるでしょう。」

「ああ、そうですね。それに気付きませんでした。早速、その方に動いてみます。ありがとう御座いました。」