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老人保健施設にて、入所期間の問題があり一時退所を余儀なくされた。
身寄りがなく介護者がいない、住環境が在宅に適さない、経済的な余裕がない、要介護度が軽度であるなどの理由でどうしても公的な施設への利用希望だった。
自宅にて、脳血管の病気で倒れていたところを発見された。退院後、老人保健施設に入所した。
入所中途で施設内転倒を起こし、大腿骨骨折にて通院があったのでその期限が延びた。
快復し、再びその問題が持ち上がり制度に抗することも出来ず、一旦退所することとなった。
知己の有料老人ホームへの短期入所をお願いした。
11月30日に退所、入所した。
老人保健施設は丁度月末でキリがいいが、有料老人ホームは1日でもひと月分の入居料金を支払う。
施設長の計らいで、30日はお試し入所処理で2000円程度。
12月ひと月は被保佐人には我慢してもらい、今年の当初から老人保健施設への再入所をお願いしていた。
昨日、老人保健施設の面接があり判定会議を行って貰い14日に再入所が決まったと連絡があった。
被保佐人は「早く戻りたい」と切望していた。
24時間体制で、介護職員がいつも気にしてくれているのに対して、有料老人ホームは必要が認められなければ誰も来ない。
サービスは外付け。僅かに、入浴だけデイサービスを利用していた。
面接時も、顔馴染みの職員等に会えて大いに喜んでいたという。
保佐人として金銭の管理をしているので、助かると同時に被保佐人の喜びが自分のことのようだ。
当分は落ち着けるが、また、期限が来たら同じ手法を取らざるを得ない。
その間、特別養護老人ホームへの入居申し込みを続ける予定だ。
軽度の介護度なので当分は入居の実現はないと思う。
一般の市民後見人では、このような発想はできない。
後見人の資質や能力によって、大げさに言えば被後見人の人生か大きく左右されるのは疑問だ。
一定の研修なり資格なりが必要となるだろう。




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