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DATE
2014/01/09

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後見申し立て資料作成のための事前調査

冷たい雨が降り続いていた。

できれば今月中の申し立てに漕ぎ着けたいと思っている、被後見人の自宅に訪問介護事業所責任者、居宅介護支援事業所管理者と私が集合した。

今日の目的は申し立てに必要な財産の確認だった。

昨年まで老老で生活してきた夫婦が長年築いて来た証明がここにあった。

余りの膨大なものに圧倒された。

これまで人のいい付き合いを心掛けて来たと思われる契約書類が沢山あった。

昨年夫が亡くなり、その手続きをしていないものも多く、寝たきりになり他者に頼らざるを得ない苛立たちさがあるかもしれない。

喫緊の作業として、日常生活費用の支払いや振込が必要となったので「JAバンク」の外務員に来て頂き出金等の手続きを枕元でして貰った。

問題は、「ゆうちょ銀行」だ。

多くの高齢者が利用していると思われるが、例えば移動が困難、代理の者への委任が上手く出来ない、理解ができなくなる等の状況が出現した時の対応が機能的ではない。

委任状を書けと言われても、手が動かない字が書けない場合の対応が困難なのだ。

それならばと来てくれるように依頼したが、無理との回答。

長時間に及んだ調査を終えた。

ご本人の手続きだけだが、後見人選任となれば亡夫の未処理になっている相続などの手続きを最優先で行うことになるが、これまた膨大な作業が待っている。