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いつもなら、基本的なルールや冷たい言葉を吐いて終わりにするのだが、今日は少し違った対応をした。
入院中の被後見人候補者。
この日主治医から「後見相当」の診断書を貰えた。
入院中の家賃の支払いでの問題が生じた。
家主が訪問介護事業所とかケアマネジャーに連絡し、本人は寝たきりなので立ち会って貰い受け取っていたようだ。
しかし、入院して退院の目処は立っていない。
いつものように、訪問介護事業所やケアマネジャーに何度も催促する。
手続きを進め始めた矢先なので、私には何の権限もない。
それでも、事情を話をしようと家主から私に連絡を貰うようにした。
今現在、基本的には誰も対応することが出来ないが緊急対応できるようにするので後見手続き開始するまでお待ち頂くようにお願いした。
そうすると、これまでの家主として対応していた家人が亡くなったことや代わりに集金していた息子が外国に転勤になり、帰国した時に集金を行っていたことなどの経緯や振込ではなく通帳による集金システムであることなどを教授してくれた。
人は高飛車に物事をいえば、高飛車に返してくる。へりくだって言えば、へりくだって応じてくる。
後見人は被後見人の代理だが、公人でもあると肝に銘じた。
どんな業務でも気持ちよく対応し、応じて貰えれば清々しさが残る。




![[画像]市民後見センターおおさかキャラクター](/images/common/character.gif)