ニュース・お知らせ
訪問介護事業所サービス提供責任者が相談に来た。
独居で寝たきり。夫が亡くなったのを機に、訳の分からない親戚と名乗る数組の者たちが出入り始める。
子供も居なくて、金銭の蓄えがあるのを知っている。世話を申し出たりしてして居座り、段々と危険な雰囲気になっていた。
寝たきりの高齢者が、訪問介護事業所を信頼してある程度の金銭管理を依頼していた。
そのお陰で、寄り付くのも無くなり危険なレベルが下がった。
それでも、金銭を無心に来る輩が時々居る。
そのこととは別に、掛けていた保険類の更新や受取人の変更などの手続きが生じて来た。
その中に、丁度満期を今月迎える保険があった。その賠償内容が分からない。
保険会社から更新を求めて来た通知があった。一旦は更新しようと思ったようだが、年齢が高く保険料も倍と聞いて更新を止めた。
そうすると、内容が分からないのに
「保険料がこれまでと変わらない保険になる。」
と、言って来た保険外交員とのやりとり。
保険が満期になったら、それで終わりだ。しかし、今までと変わらない保険料を支払って何を企んでいるのか。
勝手に、新たな保険を結ぶ手続きをしようとしている。
先日の、社会福祉協議会からの福祉生活資金借り入れの契約書と同じように勝手に被後見人の名前を書かれてどこからか買って来た印鑑を押すのだろうか。
もしものことがあったら、受取人はどうなっているのか。
本人の意識は清明、高齢とはいいえ受け答えもきっちりしている。金銭的な管理も他者に依頼する事は今のところ考えていない。
とすると、この保険契約などの手続きの委任契約書を頂くしか方策はない。
そうして、僅かでも守ることができればと思っている。
いち訪問介護事業所の業務ではない。善意とはいえ業務の範疇を逸脱していると言われても仕方がない。