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2013/11/20

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<詐欺>元九弁連理事長に懲役6年求刑 福岡地裁公判

毎日新聞 11月19日(火)12時56分配信

 依頼人から総額約5800万円をだまし取ったなどとして、詐欺と業務上横領の罪に問われた元九州弁護士会連合会理事長で元弁護士、島内正人被告(67)=北九州市小倉北区=の論告求刑公判が19日、福岡地裁(岡本康博裁判官)であった。検察側は「弁護士としての社会的信用を悪用した常習的な犯行」として懲役6年を求刑した。判決は12月24日。

一方、弁護側は「現金の借り入れや経費削減で流用をやめようとしていた」と情状酌量を求めた。

起訴状によると、2010年9月~12年9月、北九州市の女性(66)の財産を管理するよう裁判所から指示があったように装って、女性の成年後見人を務める弟(62)から4400万円をだまし取ったり、仮差し押さえ費用名目などで依頼人3人から預かった現金約1400万円を着服したとされる。