ニュース・お知らせ

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DATE
2013/11/18

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測り兼ねる医師の真意

被後見人が、脚の不具合で入院した。

すぐに退院予定との話だったが、長引き2週間を過ぎた。

退院するので受け入れ準備を言ってくるが、一向に退院日程が決まらない。

ケアマネージャーが病院側に確認すると、在宅酸素療法が必要で受け入れの準備が出来ないと退院させないという。

主治医の総合病院で、これまで長期に亘って糖尿の治療、それに起因した脚の切断、リハビリ、緊急対応など対処して貰っている。

ケアマネージャーを通じて、血中酸素濃度などのデータを頂けるように依頼している。

以前、私が被後見人の担当ケアマネージャーだった時、急に当総合病院の系列の出来たばかりの施設に入所誘導があった。本人にその意思がなかったのだが、長期入院中に投げやりになり受け入れる姿勢に転じた。

私が、本人を在宅の生活に戻る意欲を再度芽生えさせて、病院側の事務局との冷静な戦いに勝ち在宅に戻って数年が経過した。

病院・施設から在宅へという国の方針や掛け声と全く異なり、本人の意思を無視した行政の施設への誘導、病院などの系列施設への誘導がおおっぴらに行われている。

近々、退院に向けてのケア・カンファレンスが行われるが私はどうしても所要があり参加できない。

法人後見なので、他のスタッフが参加して対応するが、もし、在宅酸素利用となった場合月額7、8000円の利用料が必要となる。

折角、切り詰めて生活しているのに必要があるのかどうか本人の意思や状態を確認しながら充分見極める必要がある。