ニュース・お知らせ
数日前に、新たな特定非営利活動法人を作る目的で、理事長候補の方と懇談した。
お互いの目的は異なるが、それらを包括して事業目的にすることになっていた。
その事業を羅列した一覧表を作成して来た。
勿論、異論はない。無いが、条件をつけた。
「収益をどう図るか、それを念頭に置いて実行して欲しい。話だけとか具体性のない、または資金の裏付けのない事業計画はやめて欲しい。最初は、私の事務所を使用していいけれど、何れは自立して欲しい。」
そう言った。
私が新たにもうひとつの組織を作りたいと思ったのは、利益相反という言葉に反応したからだ。
幾ら被後見人に支援をしたいと思っても、当法人が後見を受任している限り、この有能な組織を使えないのだ。
利益相反とは、ハッキリ言って被後見人が損をして後見人が得をするという話だ。
それが、発展し過ぎて、利益相反でもないのにその対応を考えないといけなくなってきた。
私は当然、その新たな組織の理事にもならない。
それが心配だと理事長候補は言うが、自立する姿勢を持って欲しい。
アイデアやプランの相談には乗るが、資金は自分たちで確保しないとダメだと。
それができれば、もっと沢山の後見を受任できてサポートも充分に出来る。




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