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一つの組織を作るのは、もちろん並大抵ではないことは分かっている。
それぞれが、それぞれの歴史を持っているのなら尚更だ。
京都にて、朝から愛知、京都、大阪の3ブロック4人のメンバーが集合し、何度目かの話し合いが始まった。ここ最近は、日程調整に苦労してうまく合わない。
結果的に、今日の朝10時からになったが、愛知は豊橋からなので10時からの会議に7時50分の新幹線「ひかり」での京都。
私は、8時過ぎまで業務を行って、やっと9時40分の新幹線に乗車し、会談会場の市民後見センターきょうとに到着したのは約束の10時過ぎだ。
近くの喫茶店で会議を3時間近く行った。
市民後見人センター代表、財産管理センター代表、愛知は障害者総合支援の総合サービスを行っている事業者。
私は主に高齢者介護関係で、各分野の実績をもつプロフェッショナルの集合だ。
問題は、成年後見事業が先行している代表の意思だ。
「現在の状態は、後見人がいればいるだけ依頼が入ってくる。この後見人に重きを置いて人材育成をして、300人程度の後見人を育てたい。そうなれば、1000人の被後見人に対応で来て、年間8000万から1億の収益を確保できる。全国展開している大手建築会社からコラボの依頼があり、手を組むつもりだ。」
それを、我々にも関わって欲しいというのだ。
私たちは、
「安定した経営状態がまず先行し、段階的に後見制度に関わっていく。そのためには、ビジネスモデルを構築する。それを、全国展開して拡大を図る。」
市民後見センターきょうとは長い歴史が有り、信用もある。しかし、これから始める市民後見人は何もない。信用もないので、依頼もない。
どちらを優先するか平行線を辿っていたが、同一歩調を取ることは決めて、12月5日に京都国際交流会館にて拡大会議を開くことを決めた。
メンバーは30人程度を想定して、それから拡大を進める。
その結論を持ちながら、10月1日上京して東京大学の後見サポート機構との打ち合わせを行う。
調整を行いながら、後見制度の発展に寄与したいが一番非力でまとまらないといけない「市民後見人」が厳しい状態でいる。
「今が追い風だから、地に足をつけて地域の後見業務を行ってから全国展開を考えるべきだ。」
と、いう京都代表の意見に反論する者はいない。
実績の有るものの強みだ。無いものはどうしたらいいのかを、考えるのが私の趣旨だ。
それでも、やらねばならぬことはやる。




![[画像]市民後見センターおおさかキャラクター](/images/common/character.gif)