ニュース・お知らせ

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DATE
2013/08/19

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全国市民後見人協会設立に向けて プロローグ

一般社団法人

全国市民後見人協会

はじめに

誰もが気づいている。誰もが感じ取っている。このままではと・・・2013年7月には認知症高齢者は、実に462万人に達した。昨年、厚労省が介護保険関係で調査した305万人をはるかに超える150万人が認知症高齢者として在宅で生活している。一人暮らし世帯40%、壊れていく地域社会、そして精神障がい者、知的障がい者と判断能力の低下した人々は溢れ出てきている。2000年介護保険と同時に実施された成年後見制度は、一向に進んでいない。このままでは、地域社会も国も壊れていく。

このままほってはおけない。私たちは、10年先の高齢者のピーク時に達成されるであろう行政のプランをめざすのではなく、今必要とされる認知症高齢者、障がいの者に対し市民サイドから提案したい。すなわち「市民による市民のための成年後見」の実現をめざそうと思う。そのために、私たちは一般社団法人全国市民後見人協会を組織化し、多くの同志である市民に呼びかけ、全国300万人の市民後見人・市民後見法人の実現に向けて行動を起こそうと考えている。

私たちの考える市民とは、弁護士も社会福祉士もヘルパーもサラリーマンも学生も行政マンも企業家もみんな市民である。すべての市民がその地域で生活する判断能力の低下した人々を守る。そして、その行為は地域の環境を含めた人々の財産を守ることでもあると定義したい。また、現在作られている弁護士を頂点とする縦のプラットフォームでは、なく横のプラットフォームの実現を、すなわちフラットにつながるプラットフォームを全国各地域に創造したい。

理事長

理事

特別顧問

顧問