ニュース・お知らせ

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DATE
2018/12/15

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通訳を交えて

有料老人ホームから成年後見制度利用相談が多数寄せられたうちの一人が中国籍の方。

通訳を得ないと医師がヒアリングできないと相談があり、知人の中国人を伴って面談に臨んだ。

医師は勿論、看護師、施設長などを加えて7名が揃って居住空間に入った。

日頃、中国語しか話さない、理解できない方で一言も口をきくことはなかったと言う。

その彼に、中国語で話しかけられた本人は最初きょとんとしていた。

堰を切ったように、話し込み、満足したところで認知症テストが行われた。

終わった後、成年後見申立をするのに個人情報を聞き出すために、他の関係者は退室して貰った。

中国国籍で、特別在留資格を得ている。

その理由が示されている項目と実態とがかい離しているのが分かった。

それを、目をつぶって処理するか調査するか、国益が損なわれている可能性があるのだ。