ニュース・お知らせ

ニュース・お知らせ

DATE
2018/12/06

<< 一覧へ戻る

死に往く人の尊厳は誰が守るのか

医療機関から相談を受けて半月。

その間、最大限のスピードを持って依頼を受けた死後事務事案に対処していた。

一昨日、意識が低下したとの報告があった。

それでも、まさか、すぐに逝くとは。

当「特定非営利活動法人ゆうかり」は、事前に余命を聞いていた。

しかし、ご本人は余命宣告が告げられておらずに、退院できるものと思っていた。

話しが中途半端で進展が遅々としている間に、意識低下をしてそのまま逝った。

ご本人が望んでいた、死後事務が履行できなかった。

身寄りがなく、自分の代で途絶える家系に最後の望みを当組織に頼っていた。

家族のお骨の納骨お寺を菩提寺に、自分は生きる積りだったが終の棲家としてホスピスを考えていた相当分の費用を持っていたが、結果的に国庫に入り遺骨は市指定の合同葬に付される。

ご本人の余命を医療機関が告げていれば、最後の望みを叶えることが出来て、安らかに逝くはずだった。