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DATE
2018/07/20

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相続絡みが

多くの案件が連日発生する。

そのなかでの、相続案件だ。

私共が成年後見人に選任されたのは、つい先日のことだ。

後見人に選任されてから、ある司法書士から遺産分割協議書に署名押印を求めて来た。

内容が全く分からないので、その点を確認しても、核心は言わないような感じだった。

つまり、相続権が発生してから多くの年数が経過したが、その間不動産賃貸で得た収入はどこに行って誰が管理しているのか。

また、別件で、だいぶ前に相続権が発生していた不動産に関して相続手続きがされていないので、その調査が始まった。

相続権が発生した6年前にさかのぼって、先の事例と同じように家賃などの収入が特定の人によって管理されていたのだが、これからその権利を巡ってひと悶着ありそうな感じだ。

しかし、最初から権利を主張するのではなく穏便にことを進めたいと願う。

相続権を分かち合う親も精神的な病で、成年後見人の申立人もいない。

困惑する案件ばかりで、法律の壁がありスムーズに進まない例は多いと思うので現実に合わせた改正が必要だ。