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2020/11/21

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業務上横領容疑で司法書士を逮捕

11月19日NHK新潟 NEWS WEB

相続人がいないまま死亡した男性の財産の管理を裁判所から任されていた見附市の司法書士が、およそ1400万円を着服したとして、業務上横領の疑いで警察に逮捕されました。

逮捕されたのは見附市昭和町の司法書士、岩井直行容疑者(56)です。
警察によりますと、岩井容疑者は、平成29年相続人のいないまま死亡した県内の男性の財産の管理業務に当たっていた際財産管理をしていた口座から複数回にわたり、勝手に金を別の口座に移し、合わせておよそ1400万円を着服したとして業務上横領の疑いが持たれています。
警察によりますと財産の持ち主の男性には相続人がいなかったため家庭裁判所が司法書士の岩井容疑者を財産管理を行う「相続財産管理人」に選任していたということです。
警察が、「岩井容疑者の財産管理について不審な点がある」という家庭裁判所からの連絡を受けて捜査したところ、岩井容疑者が財産を着服し自身の借金の返済にあてた疑いがあることがわかったということです。
岩井容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているということで、警察は岩井容疑者が司法書士として管理している複数の口座で他にも不審な金の流れがあることなどから、余罪についても捜査しています。