ニュース・お知らせ
認知症者と言っても、個人的な環境だけで生きている方もおいでになるし、家族を始め友人や知人、近隣の方に支援して頂いたり交流して生活している方もいる。
そんな中、血縁関係のない周辺の人々が被後見の意識に影響を与えて、不安定な気持ちをぶっつけて来る方も居る。
当然ながら、当成年後見センターの職員も専門家として対応をしているが、見えない相手を特定できずにコントロールしている様相に我慢が出来ないこともある。
先日、大阪家庭裁判所に於いて面談した際、ご本人の最初の受け答えが問題なく出来たことで、鑑定の予定だと家庭裁判所から連絡が来た。
私も、最初の面談をした時には、正常に近い印象を受けた。
しかし、医師の診断により、後見申立をすることとなった。
勿論、その相談をして来た医療系の居宅介護支援事業所の考えは良く理解できて、資料作成を行って居る段階では制度活用の必要性を感じた。
結果は冷静に受け止めて、代理権の受任をもって対処することもできるので、鑑定という第三者の診断を頂ければ、その方が第三者に対して対抗しやすい。