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地域包括支援センターより相談のあった案件に、ご本人宅に同行して介護支援専門員を交えて調査の上、説明を行った。
ご本人は、当然だが、自立心が強く、成年後見制度など聞きもしないだろうとの予想に反して、お願いしたいとのことだった。
訪問販売の被害に遭っている。
何度か見た事例だ。
住民の協力で防止することが出来るはずだ。
その筈を、行わない市政。
取り敢えず、成年後見の手続きを進めることにした。
自立心は旺盛で、認知症という範疇ではないと思うが、経済的被害や金銭的な管理不備は危うい。
何とか、最低でも「保佐」に繋げて守ってあげたい想いを立ち会った3人で確認した。
ご本人は被害の内容を認識していないので、付け入る隙が見える。
現時点で出来る作業をして、何度も何度も今後の対応を繰り返し相談者に言った。