ニュース・お知らせ
意識がもうろうとして、ターミナルに入って2か月目。
いつ逝ってもおかしくないと、入所先から連絡が来た。
その被後見人の所有不動産は、売却を何度も試みているが過疎地であり近隣に店も無く人も住んでいないので、全く売買の事例がない。
アクションを起こすこと5年。やっとたどり着いたのは、中国人投資家への売却だ。
直ぐにでも支払って所有したい購入者だったが、遅れに遅れたのは私の作業が念には念を入れていたから。
家庭裁判所に申立てをして、直ぐに決済が下りた。
その代金の授受が行われる直前に、施設からの連絡がなされた。
ご本人へ最後のご挨拶に行った職員は、その状態の報告をする。
間に合って、ご本人の最後の手続きを滞りなく対処することが出来る。
私が最初に審判を頂いた被後見人の方である。