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DATE
2018/11/03

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成年後見制度が目指す位置

成年後見人制度が曲がり角に来ている。

私の成年後見制度運用の恩師が、東京大学を飛び出て本来の『ジェントロジー』を実現させるのに逆行している現在の成年後見運用に一石を投じている。

いや、一石どころかいくつもの石を投げつけている。

ターゲトからは『成年後見批判ビジネス』と、言われているが的を得ている批判が多い。

何故なら、被後見人家族など当事者そのものの意見や言葉だから。

私自身、何故、登記専門の司法書士が成年後見人の選任数が一番多くて、一般的に成年後見人の専門家と評価されているのか。

何故、係争関係の弁護士が成年後見人の専門家と言われているのか。

多くの中心は身上管理、つまり、介護や福祉の専門家が後見の専門家であるべきなのに、全く異なった分野、介護や福祉の経験もない者が専門家として代理権を行使するので財産を搾取するとか、手数料稼ぎの不動産売買に走るトラブルが絶えない。

笑い話は、その不正が横行するので、弁護士会や司法書士会の方で弁償するシステムを設ける、家庭裁判所では多額の財産の場合信託を進めるなど、バカバカしい事例が真面目に行われているということだ。