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成年後見センターからの相談を受けた。自分たちのキャパを超えた案件で、検討はしたが結論は、一つは顧問司法書士、一つは顧問弁護士に結論を委ねるように指導した。
遺産相続がなされないままに10年以上も経過して、成年後見人に就いてその存在を知り対応し始めた。
その間、諸々の人が現れて関わり相続人親子の病状になす術も無く経過していた。
遡って色々の手続きは行えるが、財産、特に現金の原状復帰は厳しい。
また、関わっている方が唯一の親族で、被後見人の親の相続財産を含めて財産管理をしている。
その方が唯一の申立人となるのだが、それは厳しい。
相続財産の手続きをしながら、信頼を得て成年後見審判に行かなければ何もできないままに終わってしまう。
その相続財産は、余りに多額になって居る。
家屋も相当所有しているが、店子が症状を逆手にとって家賃の支払いをしていないという。
親の成年後見人にならないと物事は進展しない。