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無縁の方は、多くはない。
無縁だと言われて、調査したり、話を聞いたりすると行き来がないというのが多数だ。
その内容は多種多様で、若い時に諫言に耳を傾けずに家に不義理をして飛び出し、年齢を重ねて生活して行けなくなって機関に駆け込む。
その相談を受ける。ほとんど、そのような形が多い。
この日の相談、面談もそうだった。
唯一無二の歳を経てからの兄弟、姉妹がちょっとしたことで後戻りできない関係になる。
私にとってはちょっとしたことでも、本人にとっては我慢できないことだ。
兄弟で費用を分担しながら生活していた家を出て一人住まいをしたい。
身元保証人がいない、から始まった相談だった。
話しを十二分に聞き、その原因を修復する手立てを助言して、今の時点で早急に結論付けずに立ち止まって、とお話をした。
そのうえで、当方の対応できる身元保証や死後事務、任意後見などの説明と経費をお話して、どうしてもという時には最後の行き処を準備します、として一旦時間を置いて貰った。