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奇縁
成年後見人として、隣県で亡くなった方の死後事務を行った職員から連絡が入った。
自分が地域包括支援センター時代に関わった利用者で、新聞等で取り上げられた有名人だったそうだ。
十数年の時を経て、再び自分が成年後見人として対応するとは思わなかったということだった。
その死後事務に際して自宅の壁に掛けてあった新聞記事などを見て思い出したという。
感慨を持って、納骨を行ったとの報告があった。
全て、初めてのことで勉強になったと言ってくれたのが、厳しい勤務体制の中、幸いだ。